実りの秋、早場米で思うこと

「読書の秋」「芸術の秋」「スポーツの秋」・・・
と、秋の代名詞はたくさんありますが、
私は実りの秋という言葉に、今年も米の生育が気になりだすのです。
それは農家の二男坊として幼少期を過ごし、父の背中を見ながら育った環境からでしょうか・・・

東日本大震災から7ヶ月が経過したこの時期、米も早く出荷される早場米の収穫が福島や宮城でも終わり、
放射能物質の検査次第で左右される一般米(こしひかり・ひとめぼれ)も、
放射性セシウムが基準値を超えるとこの秋に収穫されても販売できなくなるということで、成長過程において心が痛みます。
出荷が近づくにつれて、宮城福島でもセシウムが発見されない地域で安全が確認され、
出荷できるところはほーっと胸をなでおろしていることでしょう。
毎日の買い物で、産地福島県産とあると一度手に取るのを躊躇してしまうことを小耳にします。
生産物は度重なる検査で店頭に並ぶものですから、安心して消費してはいかがでしょうか。
この時期だからこそ、福島、いや東北をみんなで応援しましょう!!
家については雨樋からセシウム反応が出る場合があるらしいので気をつけてください。

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